目が覚めるとき、もちろんまぶたを開けます。
このとき、どうやってまぶたを開けているんでしょう?
私たちの体が動くときに筋肉によるのと同じで、まぶたもまぶたの内側にある筋肉でまぶたの開け閉めをしています。
この筋肉の先に腱膜「けんまく」といわれる腱があって、まぶたのふちとつながっています。
ちょうど、ふくらはぎの筋肉とかかとをつないでいるアキレス腱があるのと同じことです。

 

筋肉が収縮して腱をひっぱり、まぶたが開くしくみです。

 

この腱膜はとても繊細。加齢とともに切れやすくなってしまいます。
アキレス腱の場合、切れたら大変なんですが、このまぶたの腱は切れた場合でもまぶたは開きます。

 

「ミュラー筋」という、もうひとつの筋肉があるからです。

 

この「ミュラー筋」は、切れた腱膜のかわりに、まぶたの開け閉めをしています。
このことが、体全体にわたって大きなストレスをかけていることに!

 

まぶたを開けるときに使う筋肉が働きすぎてしまうと、顔や体の筋肉にも影響を与えてしまい、顔のしわやたるみ、そして頭痛、肩こりなどの原因になります。

 

そして、「ミュラー筋」は、自律神経や脳と連動しているそうです。
「ミュラー筋」の働きすぎは、体のいたるところに不調をきたしてしまいます。

 

通常の場合、まぶたを開ける流れは、
筋肉→腱膜→瞼板
ですが、腱膜と瞼板がはずれると、
筋肉→ミュラー筋→瞼板という流れになります。これが続いて、ミュラー筋が伸びてしまうと、体にいろいろな影響が出てしまいます。

 

腱膜が外れてしまった場合、眉を上げて、まぶたを開けるのをサポートしようとしてしまい、眉が上がればあごもあがって、頭を囲んでいる筋肉が収縮して、頭痛の原因に。
そして、頭の筋肉の収縮が強いものだと、それを助けようと首から肩にかけての筋肉も収縮してしまいます。
これが長く続けば、肩こりや腰痛になる場合も!

 

自律神経には、活発に体お動かす交感神経と、リラックスする副交感神経があって、ミュラー筋を使ってまぶたを開けていると、交感神経をずっと刺激することになって、不眠などの状態になることもあります。

 

腱膜がはずれてしまうと、まぶたの皮膚が伸びてしまい、まぶたがたるみます。
また、まぶたを上げるために眉毛を上げようとしたり、歯を食いしばったり、知らないうちに顔の筋肉を不自然に動かすことに。
そうなると、顔にしわができやすくなったり、眼精疲労の原因にも!

 

 

では、この「ミュラー筋」を守ることはできるんでしょうか?
腱膜はとても繊細で、すぐに外れることが多いです。
外れてしまった腱膜のかわりに、「ミュラー筋」が働くわけなんですが、「ミュラー筋」は非常に薄いもので、大事にしないと、薄くのびていろいろな不調をおこしてしまう原因にも!
女性は、コンタクトレンズやアイメイクなどでまぶたを刺激することが多いので、男性よりこの「ミュラー筋」が伸びやすいといわれているようです。
ですが、男性も中年以降は「ミュラー筋が伸びている人が増えるそうです。

 

「ミュラー筋」をやすませて、負担を減らすには、
  視線を下げましょう。
1、パソコンの位置を下にしましょう
  目線を上にしたときに、「ミュラー筋」は最も強く働くそうです。
  目線を下げた場合に、休む傾向があるんだそう。
  長い時間パソコンを使う人はパソコンの位置を下に。

 

2、料理のときに
  手元を見つめることが多い料理。この料理が、「ミュラー筋」を休ませる行動だったんです!
  料理をするとリラックスする、という人がいます。もしかしたら、「ミュラー筋」を休ませているからかも?

 

3、読書も!
  読書のときに、視線は下に行きます。これも、「ミュラー筋」を休ませる行動です。

 

4、編み物
  編み物をすると、視線は下に行き、近くのものを見つめます。
  近くのものをみるときには、副交感神経を主に使うので、緊張が取れるそう。

 

  こすらないこと!
1、まぶたをこすってしまう癖がある人がいます。これは要注意!確実にミュラー筋が伸びてしまいます!
2、眉毛を上下に動かすのもミュラー筋に負担になるので注意!

 

  夜更かしはダメ!
1、ミュラー筋が伸びた場合、交感神経を刺激します。睡眠時間が少ないと、交感神経が緊張する時間が長くなってしまいます。
  睡眠時間は十分に!

 

 次は、たるみや体調不良改善の最新手術です。

 

 

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